妹が仕事でお世話になっているはんこ屋さんのホームページを作らせていただくことになって、7月より少しずつ取り組んでいました。
はんこ屋さんについては、段々と世の中も変わってきて、厳しい状況もあるのかもしれません。私自身の認識も全く甘いものでした。
しかし、このお仕事に少しでも関わらせていただくことで、深い過去から続く「はん」の歴史的、政治的な重さ、そして芸術としての「はん」に感動しました。
デジタル化という言葉では、とてもじゃないけれど、「はん」をなくすことなんてできないと心から思いました。
せっかく関わらせていただき始めたのに、完成しないうちに、がんで倒れてしまって、余命を宣告されてしまい、申し訳ない限りです。そして、はんに対する感動の気持ちを、せめてもう少し適切な言葉で表現することができ、世の中に表現できないことが、とても悔しいです。
細かいことを考えれば、まだまだホームページ完成までの道は長いですが、お許しのみいただけるのであれば、どうにかまともな体力が続く限りホームページ作成に関わらせていただければ、と思います。
ご主人は、とっても魅力的な方で、私はもう魅力に取りつかれてしまいました。(ガン患者に取りつかれて、迷惑かもしれません、すみません(;´д`)
個人的には、体力が保てる限り、ページ作成してみたいです。病院なので、ネット環境をつなぐところからになりますが。
この国にとって、はん文化が永遠のものでありますように。玉栄堂様が、今後も魅力的なお店でありますように。
限られた力の中ではありますが、どうかよろしくお願いいたします。