たぶん小学3年生の時のことです。確か夏休み中だったと思います。
急に学校に来るように連絡がありました。
軽い気持ちで、学校に向かったのですが、先に行って帰ってくる子たちの表情が、明らかに異常。どうしたの?って、聞いても、教えてくれない。さらに表情が暗くなるだけ。
小学校に着いて、その原因がわかりました。
…小学校で、赤痢が発生して、全員登校させられて、お尻の検査をされたんです。
完全に忘れてしまってるけど、当時は、ショック過ぎました。
その後も、あの、昭和特有の後ろ暗さのような
「あの子、赤痢だったらしいよ」
という話が、容赦なく飛び交って。
衛生状態も、まだまだ悪かったんでしょうね。
けど前回書いた、白いウジ虫が一面に貼り付いていた、巨大な穴のトイレ(便所?)は、知らないうちになくなってた気がする。
自分のまわりがいつも工事していたのは、ごく当たり前だったし、前も書いたけど、ほんとに登校時と下校時の風景が変わってた。
ちなみに、その頃
肝油…おいしかった。学校に売りに来てた。甘くて美味しかったから、いっぱい食べて、母に怒られました。肝油の缶に、動物比べみたいなイラストが描いてあって、ぼーっと見てた記憶があります。
ギョウ虫、回虫の薬…飲んでる子が、相当いました。飲むことになったとしても、自分が不潔なのでは、という気持ちも、あまりなかったです。学校の水道のとこで、みんな飲んでたし。
この頃の昭和、今思えば、とても衝撃的だけれど、次の年(自分は小4)になると、もうほとんど戦時、戦後に繋がる部分って、どんどんなくなっていった気がします。
ちょっと先生ぽく、まとめてみます。
1950年代後半
【三種の神器】白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫
1963年
1964年
熱田神宮 2021.6.20
すごい迫力です。
熱田神宮については、もう少し、思い出を残しておきたいと思っています。