その日までの覚え書き

with肺がん、脳腫瘍闘病中の日々

納骨堂の見学に行きました。--2021.1.13

2020月12月3日に緊急入院、12月7日に脳腫瘍の開頭手術、そして12月19日に退院してきたわけですが、その時は確か余命1年半と言われたと記憶しています。

家に戻ってきて

「もう自分に夏はない」とか「次の冬は来ない」とか言って、いつも着てるような普段着をどんどん捨てました。

(実際は、夏も冬もわりと元気だったのですが)

ステージⅣの肺がん、転移性脳腫瘍なんだから、仕事を続けるのも無理かと思い、通勤用のスーツ系もがんがん捨てました。

たぶん、その頃、動けるうちに自分の後始末はちゃんとしとかないと、という気持ちが強く、「いわゆる『終活』をきちんとしなければ」と考えてました。

結婚はしたものの、現在シングルの身としては「さて、私はどこのお墓に入るのかな」となった時に、お墓は自分で用意しておかないと、と思い‥‥

で、納骨堂の見学に行ってきました。

最近は、昔ながらのお墓ではなく、樹木葬や散骨などを考える人も増えているようで、とくに都市部では、納骨堂を選択する人も多いようです。

名古屋にも色々な納骨堂があるのですが、具体的な説明を聞こうと、大須の万松寺に行ってきました。大須という場所を選んだのは、家から結構近いのと、あの賑やかな雰囲気が好きだという理由です。

名古屋 大須 万松寺

表玄関 いつも派手ですが、この日は、さらにお正月仕様になってます。

万松寺 納骨堂

 コインロッカーのようだと感じる方もいらっしゃるようですが、納骨堂のごくスタンダードな形だと思います。

明るい雰囲気で、良い感じでした。