その日までの覚え書き

with肺がん、脳腫瘍闘病中の日々

私の覚えてる高度経済成長期 3

熱田神宮に初詣に行くのは、楽しみだった反面、すごく怖かったことも覚えています。

当時、NHK紅白歌合戦が終わり、

父が中心になって、

「さぁ、熱田さん、行こか」

って感じのノリで、家族全員で出かけました。いつもは、東京に住んでたおじさんもいました。

うちは、名古屋市瑞穂区大喜町なので、そこから、牛巻に入り、途中、堀川(新堀川)を渡り、熱田神宮までさらに歩きます。

 

川を渡るところ、ここで、怖いポイント一つ目に遭遇します。

 

【まずいまずいコレカツ】

ほとんど真っ暗な堀川を渡る時、こう書かれた看板がぼーっと浮かび上がってきます。

たぶんネオンの看板です。

え、何で「まずいこと」を宣伝しているのか、全く分かりませんでした。見たいような見たくないような、複雑な思いで、その場を、半目で通過してた気がします。小さい時だったので、怖さが、明らかに中心でした。

コレカツかどうか、イマイチ自信ないですが、ヒレカツという言葉じゃなかったことは確かです。

 

堀川を渡ってさらに西へ、今も線路や踏切が一杯ある辺りです。

当時から線路が多くて、漠然と怖い所でした。

当時は、熱田さんに行くこと自体、楽しみよりも怖いもの見たさだったので、このあたりまで来ると、いよいよ熱田さんに来たぞって、実感してたと思います。

この辺りまで来ると、参拝の人もたくさん増え、

そして

アコーディオンの音が聞こえてきます。

 

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記事とは、直接関係ないです。

家の近くの、名古屋市鶴舞公園です。

2021年12月4日。初冬の虹。