その日までの覚え書き

with肺がん、脳腫瘍闘病中の日々

昨日8.11は、とても気分良く過ごせました。

昨日は、「放射線治療」と「リハビリ×3」がお休みでした。「山の日」だったから。

実は、その前の日の「リハビリ×2」も、あまりにもしんどくて、起きられなくてお休みしました。14時くらいまで、ずっと寝てました。

もちろん治療を受けるために、入院しているわけですが、体力的に、ほんとにハードなんです。単純なことですが、生活リズムが全く違う。特に今まで、在宅がん治療を、自分の力に合わせて適当にやってた自分としては、今の病院生活について行くだけで必死です。

早朝起床、朝ご飯、そして、朝イチ「放射線治療ー全脳照射ー」そして、1時間経つか経たないかで、今度は、リハビリ(運動)ver.1。日によっては、リハビリver.2。

感じのいい療法士さんたちが、とっても上手く進めてくれて、いつも感心するのですが、どうしてもそこまでです。

もうこの午前中は、ついていくのに精一杯です。

昼食が終わると、一旦少しだけ自分の時間が持てるかな、でも、最後にかなり重めのリハビリ(言葉)ver.3。

いや、このリハビリの内容、塾の先生として、生徒さんたちに教える分野、というものが多いんですけどね。あえてこの分野を選んだんです。仕事に復帰したいという気持ちも高かったですし。

急に倒れて、とりあえずは意識は戻ったものの、五十音順はわからない、もちろん携帯でメールも打てない、自分の名字は、しょっちゅう旧姓と区別がつかない、もうどうしよう???というレベルでした。

その頃に比べると、相当マシにはなったものの、あんなに長い間職業のなかにも組み込まれていて、中学受験国語の重要部分を占める、同音異義語など、ちっとも出てきませんでした。

漢字パズルも大苦戦。

本業のクセに、ちっともできなかった(*´Д`*)

あ〜情けない。

 

「今さら漢字思い出しても、先はそんなに長くないよ」という悪魔の言葉に時々意地悪されながらも、文化を忘れたままというのは情けないし、どうしても身体がついていかなくなってしまう限りは、持ち前の前向きさで取り組んでいこうと思ってます。

 

2020.6.6  初夏の佐久間ダム

また行きたいです。

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