その日までの覚え書き

with肺がん、脳腫瘍闘病中の日々

感謝 自分の両親 母

《母親》

1928年(昭和3年4月8日)〜2016年(平成28年6月15日)

お釈迦様のお誕生日に生を受け、そして弘法大師空海のお誕生日が命日っていう、日にち通りのほんとに壮大な人生だったと思います。

私は、子どもの立場なので、あの頃、無理矢理たくさん習い事させられた、とか、勉強は常に完璧であることが望まれた、とか、厳しい母親像がまず頭によぎってしまいます。

反面、以前のブログにも書いたように、遊んでばかりいる娘に、さらに車を買い与えて、さらに遊びやすくしてくれたり、大卒前の結婚を認めてくれたり、形の差こそあれ、私は期待されつつ、最高に甘やかされて、ここまで来たのだと、今感じます。

母に対して、ここ最近になって、やっとそのような想いを持つことができるようになってきました。それまで、いっぱい申し訳ないことをしてきたと思っています。

失礼なことを言い過ぎてきたとも思います。ほんとに申し訳ないです。

母のことを、いわゆる思春期独特の判断で決めつけ、ほんとに、ほんとに、ごめんなさい。

私の子ども、つまり孫たちは、おばあちゃんが大好きです。

やりたい放題やってきた娘に対して、孫のことを、常に優しく見守ってくれました。ほんとにありがとうございました。

自分が母にやってもらってきたことから考えれば、この世で何も恩返しができていません。

もう少し待っててね。そちらで続きを頑張ります。ではまた。

 

f:id:meadow12:20220811010555j:image

2016.6 茶臼山高原