若葉が目に眩しい季節なのに、脱毛中なのはいただけない気分です(*´ω`*)
放射線治療副作用の1つとして、「脱毛」があります。この脱毛は、放射線が当たった所の毛が抜ける、というものです。
だから、私の場合は、頭に放射線を当てているので、髪の毛が抜けるということになります。
放射線治療の説明の際、脱毛が始まるのは、たしか治療開始1~2週間くらいと聞いていたので、それまで全く髪の毛が抜ける気配のなかった自分は、これは抜けないんじゃないかな、と期待してたわけです。
放射線科の先生は
「私も20年間ほど、いろんな患者さんを診てきましたが、髪の毛が抜けなかった人はいないです」
とおっしゃってましたが、自分はそれを覆すのでは?などと考えてたわけです。
しかし!!
ちょうど3週間目。
お風呂で髪の毛を洗ってた時です。
今も、この文章を書いていて、思い出して、ぞわーっとしてきました(;´・ω・)
全く力もいれていないのに、髪の毛が束になって、指に絡みついてきました。次から次へと。
思わず絡みついた髪の束を、シャワーで流してしまったのですが、いや、これでは排水口が詰まってしまう、と、冷静さを取り戻して、処理しました。
髪の毛って、頭にちゃんとある時は、美しさを象徴するようなものなのに(まぁ、人によるかもしれないですが)、あんな風に、濡れて束になって抜けると、怖くて。
お世話になってる、大切な自分の髪の毛なので、そんな考えは申し訳ないのですが。
結局その後10日間くらいは、髪を触るたびに(とくに洗髪中)ごそっという感じで、髪が抜けました。
でも、放射線科の先生の説明通り、一番表面からの髪の毛で、どうにか脱毛してる所は隠れています。気になって触ると、柔らかい地肌に触れて、ドキッとするのですが、自分で気にするほど、周りの人たちは気づいていないでしょうね。
ただ、放射線治療に寄るものにしろ、抗がん剤に寄るものにしろ、この辛さって、なってみないとわからないという気は、すごくします(*´Д`*)